タバコを吸う本当の理由
タバコは「麻薬」です。
「タバコ=麻薬」という言い方には、語弊があるかもしれません。
「タバコは麻薬ではない」そう思う人も多くいると思います。
ですがそれは違います。カジュアルな外見に騙されてはいけません。
タバコが嗜好品だというのなら、TPO(時と場所と場合)を考えて、自分の意志で喫煙衝動をコントロールできるはずです。
タバコが身体に悪いと知りながら、自分だけでなく他人にまで害を振りまける。
コントロールできないのが薬物が突き動かしている証拠です。
タバコを吸う理由は「麻薬中毒」だから!
タバコに含まれるニコチンは、大麻よりも遥かに高い依存度を持っています。
タバコの離煙率はヘロイン並の低さです。
またタバコはそのまま自殺の道具に使えるほど強い猛毒です。何度も殺人の道具になっています。
ニコチンは青酸カリの数倍の強さを持ち、ヒ素と同じく「毒物及び劇物取締法」で規制されているのです。
考えてみて下さい。
私たちがタバコに手を出してしまうのは何故なのか?
理由は簡単。
ニコチン依存症だから吸うのです。
※ニコチンには中毒性があります。ニコチンの害はこちらを参照ください
ニコチン依存症のしくみ
タバコがもたらす麻薬効果はヘロインよりも早く、タバコを一本口にくわえ、火をつけた瞬間から始まります。
口から取り入れられた煙は、すさまじい速さで肺に到達し、血液中から全身へと伝わっていきます。
ところが数秒で全身にいきわたったニコチンは数分でその効力を失い、
『ニコチンを摂取せよ!』
と新たに命令します。
それがタバコの禁断症状、イライラの原因です。
タバコは自分でイライラの原因を作り出しているのです。
タバコはストレス解消にはなりません。
たしかにタバコを吸えばイライラは収まります。瞬間的にニコチン依存は解消されます。
一酸化炭素による酸欠のため、スーッとスッキリした気分にもなります。しかし実際は、
タバコの中のニコチンがストレス状態を作り出しているのです。
喫煙者の勘違い
タバコを吸うことはイライラの原因であるニコチンを吸収することです。
タバコを吸えば、それ以外の大半の時間をイライラした気分で過ごさなくてはなりません。
喫煙者はタバコを吸うことを「ストレス解消」と感じてしまう。
この「錯覚」がタバコの怖いところです。
喫煙をしている人にはわかると思いますが、タバコがおいしく感じられたり、喫煙者がつい吸ってしまうタイミングがあります。
<喫煙者の至極のひと時>
- 朝起きて吸うタバコ
- 食後に吸うタバコ
しかし、よく考えてみてください。
それこそが禁煙するために乗り越えなくてはならない壁なのです。
<喫煙者への最後の質問>
- そのタバコは果たして、最初からおいしかったのですか?
- 吸わないとイライラしてくるのは、本当に習慣からきているのでしょうか?
タバコは私たちの状態を悪くしておいて、瞬間的に至福を味合わせるヤクザなやり方をしているだけです。
おいしい、習慣、ストレス解消、そう思わせるのが麻薬の力です。
喫煙者の勘違いが「タバコ中毒」の証拠なのです。
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