血液がサラサラになる
血管を汚すタバコ
原因はニコチンと一酸化炭素
喫煙は血管にさまざまな問題を引きおこします。
原因はタバコに含まれる「ニコチン」と「一酸化炭素」。
ニコチンには血管を収縮させたり、血中のコレステロールを増やしたり、血小板の粘着性を高めるといった働きがあります。
(*詳しくは『ニコチン』を参照)
一酸化炭素は、血液中の酸素から「ヘモグロビン」を奪いとり、全身に新鮮な酸素と栄養を運ぶのを邪魔します。
タバコはさらに悪玉コレステロールを増やし、血管の壁を傷つけます。
(*詳しくは『一酸化炭素』を参照)
喫煙で血液がドロドロになる
動脈硬化が起こるメカニズム
喫煙を続けると、血管の壁が厚くなり、固くなっていきます。
血液がドロドロになり、血管が詰まりやすくなります。
その結果、動脈硬化が引き起こされるのです。
タバコを吸うことで血液が汚され、ドロドロになるのが動脈硬化の原因です。
禁煙で血液がサラサラに!
お年寄りでも効果あり!
動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中など死に直結する重い病気につながります。
タバコを禁煙すれば、こうした危険性を軽減できるということは以前から知られています。
最近では75歳で禁煙しても、禁煙しない場合に比べて、ずっと長く生きられることが明らかになっています。
禁煙でドロドロとおさらば!
「禁煙してもすぐに危険性が減るわけでもないし・・・」と考えている人も多いかと思います。
しかしタバコは時限爆弾です。いつ爆発するかわかりません。
しかもたった1週間の禁煙でも、血管の機能は驚くほど回復します。
ドロドロの血液とおさらばし、血液がサラサラ流れるキレイな血管を手に入れましょう。